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Azumi Setodaに宿泊しました(2022年7月)

July 24, 2022

7月16日―― 生口島では「Azumi Setoda」という旅館に宿泊しました。瀬戸田港から歩いて行ける距離にあって、しおまち商店街というメインストリートを入ってすぐの場所に宿を構えています。豪商の邸宅を改装して作られたこの旅館は町家のような雰囲気があって、ここだけ昔にタイムスリップしたような気分になります。館内はレセプションやダイニングルームのある建物と宿泊棟に分かれていて、外側から見た時よりも奥行きが感じられました。レセプションでチェックインを済ませた後、2階のパブリックスペースを案内してもらいました。庭園を眺めながら寛げるラウンジスペースや、邸宅から譲り受けた貴重な品々を展示したスペースがありました。敷地の中央には庭園があります。高い垣根が背景を占めることで、岩や植木がより強調されているように見えました。季節によって桜やモミジも眺めることができるようです。庭園の隣には東屋があります。誰も使っていないときは自由に寛ぐことができるようです。庭に囲まれた東屋は3方向がガラス壁になっていて、目の前に広がる庭を眺めながら贅沢な気分に浸ることができます。今回宿泊したのは「庭」というお部屋になります。お部屋に入ると木の香りがしてきて、気分がリラックスできます。お部屋はベッドルームとバスルームに分かれていて、とても広い印象を持ちました。お部屋の外には坪庭があって、お部屋のどこにいても庭を眺めることができます。また、お部屋の仕切りが障子となっていて、シンプルでスタイリッシュなお部屋でありながらも、落ち着いた空間が広がっていました。バスルームはダブルシンクとなっていて、アメニティも十分に揃っていました。目を惹くのが檜風呂。広くて深い湯船に浸かると、木の香りに包まれて旅の疲れが癒されます。宿泊者は旅館の隣にある「yubune」という銭湯が利用できますが、どの時間帯もお客さんが多いので、お部屋の方が落ち着いて入浴できると思います。ただ1つ残念なことは虫が多いということ。1階の南側のお部屋は虫が出やすいようで、途中から2階の「涼」というお部屋に替えてもらいました。2階のお部屋は坪庭がない代わりにバルコニーが付いていますが、垣根に囲まれているせいか、外で寛ぐのは難しい感じがしました。しかし、ベッドルームは天井が高くなっていて、その分お部屋が広く感じられました。2泊滞在して、慌ただしくお部屋を移動することになりましたが、全体的に快適に過ごすことができました。

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