ふたつ星4047に乗車しました(2023年5月)
June 12, 2023
2023年5月19日―― JR九州の観光列車「ふたつ星4047」に乗ってきました。この日はハウステンボスへ行こうと思い、長崎空港からバスで向かうつもりでいたのですが、座席を予約することができたため、長崎駅から列車で向かうことにしました。
カウンター席で景色を楽しむ
予約したのは1号車のカウンター席。正面に大村湾を眺めることができるカウンター席を1列(4席分)確保しました。この席はネットで予約することができないため、1か月前にみどりの窓口で手配してもらいました。座席は少し窮屈さを感じるものの、正面の景色を眺めながら、のんびりとくつろぐことができます。
豪華な内装のラウンジ40
「ラウンジ40」と呼ばれる2号車は、普通車と違って内装が豪華。細かい模様が描かれた天井や床、格子など、きらびやかな内装に目を奪われます。ラウンジは共用スペースとなっているのですが、乗車開始と同時に、すぐに満席となりました。車内販売を利用するときしかラウンジに行きませんでしたが、豪華列車に乗っているような気分になりました。(豪華列車なんて乗ったことがないですけど…)
車窓は見渡す限りの大村湾
列車は長崎駅を出発して、のんびりと武雄温泉方面へと向かっていきますが、発車前に鐘を鳴らしていたり、車内アナウンスで景色の解説をしてくれたり、観光気分を盛り上げてくれます。そして、大村湾が近づいてくると、カウンター席の目の前は一面の海が広がっていました。この日は少し天気が悪かったものの、素晴らしい景色を眺めることができました。
絶景と出会える千綿駅
途中、千綿駅という撮影スポットとして有名な駅に立ち寄りました。レトロな駅舎と特産品の露店がお出迎え。夕方が近づくにつれて、ふたつ星の車両と大村湾が良い絵になっていきます。写真を撮っているうちに、いつの間にか発車時刻を迎えてしまいました。何も買えずに慌ただしく列車に戻りましたが、もう少し停車時間が長ければ良かったのに…。
予約必須の長崎スフレ
ふたつ星の午後便は、事前予約をしておくことで、出来立ての「長崎スフレ」をいただくことができます。受け取り時間が近づくと、ラウンジ内にスフレの甘い香りが漂ってきます。スフレは、とてもフワフワしていて(後半はドロドロしていましたが…)、あっさりとした甘さに一瞬で完食してしまいました。
名残惜しい気持ちで下車
2時間ほどでハウステンボス駅に到着しました。列車は結構揺れることが多く、乗り心地はシーサイドライナー(快速列車)のほうが良かったりするのですが、観光列車ならではの魅力を感じることができて、終着駅まで乗っていたいと思えるほど、名残惜しい気持ちでいっぱいになりました。