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ペニンシュラ東京「ヘイフンテラス」のランチ(2025年4月)

May 9, 2025

2025年4月30日―― ザ・ペニンシュラ東京の中華レストラン「ヘイフンテラス」へランチに行ってきました。世間ではゴールデンウィーク期間中のところもありますが、このレストランでは平日限定のランチコースを予約することができました。

半個室のブース席でのランチ

レストランの奥にある半個室のブース席に案内されて、点心のランチコースをいただきました。平日にも関わらずお店は満席に近い状態でしたが、ブース付近は比較的、静かな空間が保たれていて、のんびりと食事を楽しむことができました。

平日限定の点心ランチコース

食前酒が付いていましたが、お酒が飲めないので、ノンアルコールのスパークリングジュースで乾杯…。点心とは思えないほどの色鮮やかなお料理の数々に気分が高まります。一つ一つのお料理の量は少ないものの、バラエティに富んだ食材や味付けを楽しみながらお料理を味わうことができました。食後にデザートと中国茶まで付いていて大満足。どのお料理も美味しくて、あっという間に完食してしまいました。
半個室で食事というのは優雅な気分になりますが、少し手狭に感じてしまうのは仕方がないところです(少しは痩せないと…)。また機会があれば食事をしたいですね。

大阪・関西万博に行ってきました(夜間入場)

May 11, 2025

2025年5月3日―― 今年のゴールデンウィークは「大阪・関西万博(EXPO2025)」を見に行ってきました。大阪に到着したのは当日の午後になるのですが、当日券が売り出されていたので、ホテルで休むことなく万博を見に行くことにしました。

東ゲートは夕方も混雑

夜間券を購入したため、17:00からの入場となります。10分くらい前に東ゲートに到着しましたが、入場待ちの長い列ができていて、手荷物検査を受けて会場に入るまでに30分くらい掛かりました。ペットボトルを持っている人が多ければ多いほど手荷物検査の進みが悪くなるような気がします。
事前のパビリオン予約はもちろんナシ。当日予約を狙ってみましたが、たびたび空き枠が発生するものの、瞬時に埋まってしまい、予約が全く取れませんでした。スマホの充電もすぐに減ってしまいますし、あまり不毛な争奪戦には参加しない方が良いように感じました。

圧巻の大屋根リング

会場に入ってひと際目を惹くのがミャクミャク像…ではなく、巨大な大屋根リング。世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されているようで、想像をはるかに超えたスケールに圧倒されます。何層にも渡って大きな木材が組み上げられていて、建築物としての美しさを感じることができます。

1つ目はカタールパビリオン

最初に入ったパビリオンはカタールになります。予約ナシで入ることができますが、それなりに人が並んでいて入館に20分くらい掛かりました。展示内容はカタールの紹介が中心で映像も見られるようですが、10分くらいで見学が終わりました。

2つ目は日本館

次に入ったパビリオンは日本館になります。予約制のパビリオンになりますが、19:30から20:30までの時間帯は予約が無くても入ることができました。日本の技術と現代アートが融合したパビリオンという印象。館内をグルグル回りながら、プラント・ファーム・ファクトリーといった3つのエリアを探索します。微生物や藻の働きを理解したり、循環や再利用に関わる様々な技術を理解したり、とてもお勉強になるパビリオンでした。途中、火星の石に出会うことができます。壁に埋め込まれた石に触ることもできますが、表面が保護されているせいか、凹凸が少し感じられる程度…。展示の合間に映像が流れていたり、キティちゃんやドラえもんのキャラクターが登場したり、最後まで飽きさせない内容となっていました。さらっと回ったつもりでも待ち時間30分+見学30分=合計1時間以上掛かりました。館内の混雑状況からすると、もっと事前予約の枠を増やしても良いように感じました。

プロジェクションマッピングを鑑賞

日本館を出る頃には大半のパビリオンが営業終了となっていたため、すぐ隣にあるEXPOホールでプロジェクションマッピングを鑑賞しました。1作品1分くらいの短いストーリーですが、たくさんのアーティストの作品を楽しむことができました。

この日入ったパビリオンは2つだけですが…

あっという間に終了時間を迎えてしまいました。パビリオンは2つだけでも、それなりに楽しむことができました。会場がとても広くて、東側のごく一部のエリアにしか足を踏み入れることができませんでした。この日の入場者数は11万人以上でしたが、リンク内のベンチは座りたいときに座ることができましたし、帰り道は駅まで迂回させられていてもスムーズに電車に乗ることができました。万博の話は翌日(5月4日)に続きます。

大阪・関西万博に行ってきました(1日見学)

May 12, 2025

2025年5月4日―― 前日に引き続き「大阪・関西万博(EXPO2025)」を見に行ってきました。東ゲートの9:00台の入場予約をしていましたが、早起きをして1時間以上前から並ぶことにしました。

東ゲートは予想通りの大混雑

大阪メトロ中央線はそこまで混雑していませんでしたが、夢洲駅を出るとすでに長い行列ができていました。開場しても、なかなか列が進まず、入場に10分以上掛かってしまいました。飲み物を持っていると検査の時間が増えてしまいますが、水分補給のためには仕方がないところ…。
天気が良かったので、大屋根リングに上ってみました。リングの屋上から会場を眺めていると、地上にいたときよりもリングの壮大さが実感できます。頑張って1周しようと意気込んだものの、長すぎて半周で断念…。パビリオン付近は日差しが強くて暑いのですが、リングの下は日陰で涼しかったです。

1.アメリカパビリオン ★おすすめ★

東ゲートを通過して、アメリカパビリオンに直行したものの、すでに30分以上の行列ができていました。その数分後には60分待ち…。館内ではアメリカの文化や技術を幅広く紹介していました。特に宇宙をテーマとした映像が素晴らしく、ロケットのような煙の演出とともに、宇宙旅行をしているような迫力のある映像を楽しむことができました。そして、最後に一瞬ですが、月の石を見ることができました。

2.シンガポールパビリオン

アーティストの作品の世界に浸ることができます。巨大な球体の最上部では天井に映像が映し出されていました。

3.トルコパビリオン

トルコの象徴である三日月と星がお出迎え。何の行列なのか分からずに並んでいると行き着く先は売店でした…。展示はさらっと見学して終了。

4.韓国パビリオン

光と音の演出や未来のイメージ映像を見ることができます。展示物を見るというより、みんなで楽しむパビリオンといった印象を持ちました。

5.ドイツパビリオン

マスコットを持って館内を巡回し、各ポイントでマスコットをかざすと音声でガイドしてくれます。また、マスコット同士をくっつけるとお互いで話をしたり、歌ったりするようです。マスコットは可愛いですが、話の内容はお堅い感じがしました。

6.イタリアパビリオン ★おすすめ★

万博で最も長い行列ができているパビリオンになります。パビリオンの入口だけではなく、大屋根リングの下にも行列ができていました。館内は博物館そのもの。古代ローマ時代の彫刻「ファルネーゼのアトラス」やバチカン美術館所蔵の絵画「キリストの埋葬」が展示されていて、さらにレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿も展示されていました。館内も行列が続いているため、見学するのに1時間くらい掛かりました。日本にいながら、貴重な芸術品を見ることができて良かったです。

7.インドネシアパビリオン

入口でコーヒーがもらえました。船の形をした建物の中にジャングルが再現されています。

8.サウジアラビアパビリオン

たくさんの建物が連なった巨大なパビリオンになります。順路は一方向になりますが、建物ごとにテーマが分かれていて、サウジアラビアの様々な文化に触れることができます。また、広場では演奏が行われていました。

9.スペインパビリオン

黒潮をテーマに巨大な映像が流れていました。フロアによって暗かったり、まぶしかったり、印象がガラリと変わるパビリオンでした。

10.アゼルバイジャンパビリオン

特徴的な建物に目を惹かれてパビリオンに入ってみました。回転している6体の像が気になりますが、館内の展示はさらっと見学して終了。

11.フランスパビリオン

フランスが誇るファッションブランドをアピールしているパビリオンになります。所々にロダンの作品が置かれています。

12.ポルトガルパビリオン

たくさんのロープが垂れ下がった建物が特徴です。このロープが結構重くて、くぐるのに苦労しました…。

13.スイスパビリオン

シャボン玉の発生装置が置いてあって、ついシャボン玉を割りたくなってしまいます…。

14.タイパビリオン

唯一、事前予約が取れたパビリオンになります。タイの紹介映像を見た後、さらっと見学して終了。

15.住友館

事前予約の抽選に外れていたのですが、奇跡的に入場後に当日予約を取ることができました。ランタンを持って暗い森の中を探検し、ランタンから流れる音声を通じて様々な生命と触れ合うことができます。探検後のシアターでは、迫力のある映像とダンサーのパフォーマンスが融合し、自然の大切さを感じることができました。

全体的に満足した大阪・関西万博

前評判では、いろいろと騒がれていたものの、まだハイシーズンではないせいか、それなりに楽しむことができました。この日は15ヶ所のパビリオンを見学することができましたが、普通に回ろうとすると5ヶ所から10ヶ所程度のパビリオンに入るのが限界のような気がします。事前予約制のパビリオンは、もっと予約枠を増やしてほしいと願うばかりです。
心残りなのが万博での食事。どのレストランも混雑していて、すべてコンビニで済ませてしまいました。これだけ会場が広ければ、キッチンカーとか、もっとお店が増やせるような気がするのですが…。